小学生の文章読解を指導していて思うこと。
それは、身体的活動を織り込んだ読解作業を繰り返すほうが成績が伸びるということです。
身体的活動というのは、たとえば、文章を音読したり、辞書を引いたりするなどの身体の各器官を動かすことです。
多くの小学生は、じっと座って問題を解いたり、説明を聞いたりしていると、だんだん集中力がなくなってきてしまいます。
もちろん、お行儀よく座っている生徒さんもいますが、身体を動かす作業を織り交ぜたほうが、集中力が続きやすいし、なにより、楽しそうに目を輝かせるようになります。
だから、最近は、極力説明のことばを減らし、音読させ、字を書かせ、辞書を引かせ、絵を描かせる。
そして、うまくできた生徒さんは、笑顔で思いっきりほめるようにしています。
そういう授業を継続していると、勉強にたいする抵抗もなくなり、自然と成績も伸びてゆくのです。
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