ここでご紹介するのは、おもに公立高校入試対策の古文の学習法です。
現在、全国のほとんどの公立高校の入試で古文の読解が出題されています。学校によっては、なかなか高度な読解問題になっています。ところが、中学校では古文の内容説明や鑑賞などは学習しますが、どのように古文を訳すのかは教えてくれません。これでは初めて見る文章の内容を読み取ることはできません。
では、大学入試の勉強のように数百の古文単語や複雑な古典文法を暗記しなければならないのでしょうか。
いえいえ、そんなことはないのです。つぎの四つのポイントをおさえて訓練をつめば、古文の読解ができるようになるでしょう。
ここでは、必要最小限の知識を使った古文の読解法四つを伝授します。
◆古文読解の四つのポイント
1. 仮名づかい
2. 文章の音読
3. 最小限の知識
4. 古文読解の技術